苔猿の壺

蘚類・地衣類・石類と小さな植栽で盆景をつくっています

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東福寺方丈庭園

京都小旅行、午前中は東福寺へ庭園見学にいきました。
東福寺の方丈八相庭園は、敬愛する重森三玲の作庭にして代表作、しかも苔庭ありという必見スポット。にもかかわらず未だ実物を拝むことができずにいました。

建物を中心に東西南北に庭が配してありますが、まずは最大のお目当ての北庭へ。
八相の北庭1
八相の北庭2
格子状に置いた石と苔(ウマスギゴケ)。整然とした格子が徐々に散っていく感じがとても良いです。これが昭和13年の作というから驚きです。本当にモダンですね。

北側で陽射しも程よく、さらに北側に小川が流れているおかげで湿度も保たれるのでしょう、季節的に状態が悪いかもと心配していたウマスギゴケがキレイな姿をしていました。
八相の北庭3


次に東庭。かつて東司(トイレ)の束石として使っていた廃材を利用し、白砂の宇宙に北斗七星を描いています。
元は束石なので、柱をかませる穴があいています。これがまた良い味を出しています。
八相の東庭1
うーんモダーン。

西庭はサツキの刈り込みで大きな格子を描いています。
八相の西庭1
彫刻家のイサム・ノグチは方丈八相庭園を「モンドリアン風の新しい角度の庭」と評したそうです。
格子柄は日本のトラッド(市松)でもあり、モンドリアン的なモダンさもあり、それだけで和とモダンの雰囲気を併せ持つ模様ですね。


メインの南庭。
客は少なく天気も良く、ほぼ独占状態で日向ぼっこしながら庭を眺めることができました。
右手には五山を模した築山(こちらもウマスギゴケ貼り)。苔の領域と白砂利の領域の境界は斜めの直線で区切られています。この直線バッサリが入るだけで一気にモダンテイストになります。
八相の南庭1
八相の南庭2
左手には蓬莱、方丈、瀛洲、壺梁の四仙島を表現したダイナミックな石組みがあります。
八相の南庭3
石組みは、、良いのですが、、観賞するには未だ修行不足と感じました。

方丈八相の庭。たっぷり堪能しました。
つづく

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苔猿(こけざる)

著者:苔猿(こけざる)

苔好き・岩好き・盆栽好き。
石や流木を使った盆景や自作の豆鉢をつくってます。

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