苔猿の壺

蘚類・地衣類・石類と小さな植栽で盆景をつくっています

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島々の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その6
残り3つの皿をまとめて紹介します。

まずは6番目、離れ小島の皿
離れ小島盆景1
海岸から少しだけ離れている小島をイメージしてます。地続きでは無いものの、潮が引いたら歩いていけそうな。そんなイメージです。

岩にみたてたゴツゴツした小石に、挿し木で作ったニレケヤキを添えて植えています。
苔はネジクチゴケだと思っていましたが、違うかもしれません。
いずれにせよネジクチゴケと同じく小さい上にあまり徒長しないので、豆盆景には相性が良い苔ですね。

離れ小島盆景2
この超ミニ盆景は、以前に紹介した作品の改作になります。
今年の「超ミニ盆栽鉢同好会ウェブ展示会」でも投稿した作品です。
以前植えていたモミジやヤブコウジは枯れてしまったので、このニレケヤキ版で長く持ち込めれば良いなあと思っています。



次は7番目、南の島の皿
南海の孤島盆景1
南の海に浮かぶ孤島をイメージして作りました。
二つの岩を中心に据え、熱帯な南国の植物を意識しながら多彩な苔を植えいきました。
ヤシのような南国の木にみたてたのは「七五三モミジ」です。三裂、五裂、七裂の葉が混在して出てくるそうです。

苔は色々と使っています。ゴチャっとした方が熱帯ぽくなるかなと。
二つの岩の周りに使っているホウオウゴケ(の一種)は、他の皿では使っていません。沢山持っていないという理由もありますが、南国の雰囲気をもった苔なので、ここに限定して使いました。

南海の孤島盆景2
そして猿!二日目だけなのですが、ここにも猿を配置していました。
入り江の岩に腰掛けて海を眺めています。きっと実を運んでくれる猿たちの舟を、お腹をすかせて待っているのでしょう。

実はこの豆盆景、以前に紹介した↓の盆景がベースになっています。
koganbon1-1.jpg
岩にみたてた大きい方の石は、この石ですね。




最後は、絶海の岩礁の皿です
絶海の岩礁盆景1
水平線までただ海が続くような絶海に、ポツンとそびえ立つ岩礁をイメージして作りました。
こういう岩礁にも植物たちが進出している様をよくみますよね。本当にたくましい。

苔はネジクチゴケがメインで、コスギゴケを少し入れています。
絶海の岩礁盆景2
これも既出作品の改作です。貼っている苔を変えただけですが。
岩の足元に苔が生えてきていますが、ここは掃除して白砂で埋めておいた方が良かったなぁ。



以上で個別の解説は終了です!

今回は水の流れをテーマにしました。深山にて始まった水の流れは、最後は絶海の岩礁に至りました。こうして考えてみると、現実世界でも陸地はどこかで分断されていますが、水はひと続きになっているんですよね。
いくら陸地を歩いていても世界は見れませんが、川をつたい海へ漕ぎ出せば世界中どこへでも行けます。私も猿たちを見習っていつまでもフロンティア精神を持ち続けていたいです。

…などとちょっとイイ話風にしてキレイに終りたいと思います(笑)

展示全景はこちらからどうぞ

おわり

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海辺の緑地の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その5

臨海の緑地の盆景

5番目の皿も引き続き海岸沿いですが、4番目の皿のように厳しい岸壁でなく、おだやかに海に面した場所をイメージしています。臨海の緑地公園といったところでしょうか。
苔はこんもりした丘部分はホソバオキナゴケ、平地の部分はヒツジゴケです。

二つの鉢はとくぞう鉢、華やかな絵鉢です。一つは色とりどりの花がぐるりと描かれています。もう一つは花をつけた梅の木にメジロ。いずれも公園のイメージにピッタリですね。
クルクルと巻いた超ミニ盆栽は、公園の遊具とかモニュメント的なイメージです。

もみじ超ミニ盆栽1
前年の展示発表会で見たカフェマリアさんのもみじに憧れ、いくつか作っていたモミジのくるり苗。状態も良く一番小さくまとまったこの苗をチョイスしましたが、苗床から引き抜いてみると根元にもくるりのクセがあり、小さなこの鉢には収まりきれませんでした。少し細くて残念ですが根のくるりも一つの味と考え、根を上げて植えてみました。

もみじ超ミニ盆栽2
この鉢も前年の展示発表会で購入したものです。
今思い返すと一年後にこの鉢を使って、もみじのくるりを展示できるとは夢にも思ってませんでした。感無量。
このモミジのくるりは、針金でつくりました。串をたてて巻き付ける方法もありますが、この苗は幹が超細い段階で、超細い針金を巻いて作りました。すぐに食い込むので注意が必要でしたが、曲のコントロールはしやすいと思います。

さらにクルクルと巻いたのが、もう一つの鉢。どうせ作為的になるクルクルなので、とことん人為的な形状にしてみました。
さんしょう超ミニ盆栽1
ニワトリ盆栽のイヌザンショウです。自宅敷地内に沢山生えてきます。
先ほどのモミジとは逆巻きで、下から順に少しずつ「くるり」の径を小さくしてます。
昨年の秋に植えた時に針金をゆるくかけ、徐々に形を作っていきました。

実はこれ、展示会の直前まで芯を止めずに伸ばして太らせていました。ブッツリと切った跡が生々しいですが、直前までつくっていたのですから仕方ないですね。
丈夫な樹種ですし、長く持ち込んで年季の入ったクルクルにしたいです。

さんしょう超ミニ盆栽1
この鉢も前年の展示会にて購入したものです。12面全てに違う花が描かれた、とくぞう鉢の傑作です。



残りのパートは次回にまとめて。

展示全景はこちらからどうぞ


つづく

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まとめ

プロフィール

苔猿(こけざる)

著者:苔猿(こけざる)

苔好き・岩好き・盆栽好き。
石や流木を使った盆景や自作の豆鉢をつくってます。

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