苔猿の壺

蘚類・地衣類・石類と小さな植栽で盆景をつくっています

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

苔盆栽〜タマゴケ・スナゴケ

個人的には「苔盆栽」といえば「苔盆景」と思っていますが、苔盆景ではない苔盆栽というのもあります。盆景のように景色のような形をとっていないもので、苔をメインに(あるいは苔だけを)植えているものです。盆栽というより、ただの苔の鉢植えですね。

以前「タモリ倶楽部」で趣味としての苔が取り上げられた際も、苔盆栽は「苔のみ」を鉢植えするという形で紹介されていました。
盆栽は縮景が基本にあると思っていましたが、「盆栽」のwikiをみても

盆栽(ぼんさい)とは、草木を鉢(盆栽鉢、盆器)に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。また、その植物の、野外で見られる大木の姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すものである。

とあるので、縮景は副次的な目標要素なんでしょう。植物を何かしらの器へ植えて観賞すれば、それで広義の盆栽という事ですね。
ジャンル分けなんてどうでも良いじゃんと思う反面、こうやって文章にしたり説明をしたりする際には、分別されていると便利なこともありますね。

さて、本題。
苔単体で盆栽にする場合、私がもっとも推す苔はタマゴケです!

続きを読む »

スポンサーサイト

石の盆栽

石と苔。この二つに共通したものは何か?
それはどちらも盆栽があることです。
石の盆栽?聞いたことないなぁ…。はい、確かに石盆栽というものは無いのですが、私の中では「石の盆栽」と思っているものがあります。

*水石
よく石を飾っているおじいさんがみえますよね。ああいう石のほとんどは「水石」とよばれるものです。水石は簡単に言うと、遠山や岩壁など自然の風景に見える(未加工の)石を観賞するものです。
つまり小さな石に大きな景色を見る、盆栽や盆景と同じ「縮景」を楽しむということですね。
そういう意味では盆栽と同じ視点なのですが、盆栽や盆景が「作る」ものであるのに対し、水石は「作ってはいけない」ものになります。自然のままの造形で山水の景色をうつしているから価値があるんですね。
この違いが大きく、盆栽とは呼ばれない所以なのだと思います。

縮景を飾って楽しむという点では同じなので、盆栽から水石へ流れる人は多いみたいですし、私は盆栽と水石には何か共通する美意識があるように思っています。ですので個人的には「水石=石の盆栽」という解釈です。
百聞は一見にしかずということで、Googleイメージ検索「水石」を新規ウィンドウで見てくださいませ。

*盆石
実はややこしい事に「盆石」というものがあります。石の盆栽という意味ではこちらの方が近いかもしれません。
盆の上に水石を置き、さらに石の周囲を描き足すことによって山水景を完成させます。ただ、この「描き足す」という部分なんですが、黒い盆面に白砂でサンドアートのように描いていくんです。石は3Dなのに他は2Dなんですよ!この発想はびっくりですね。

石をメインの素材として、人の手と感性でつくり出す盆石は、「盆に栽(植える)する」という意味には合致するかもしれません。ただ、その独特の世界観が、盆栽とは何か違う雰囲気を持っているように思います。
また、盆石には色々と流派や手法があり、石を置かずに盆に白砂で描くだけのものもあります。こうなるともう完全に絵画の領域に入るので、盆栽とはかけはなれたものになります。
再び百聞は一見にしかずということで、Googleイメージ検索「盆石」を新規ウィンドウで見てくださいませ。

続きを読む »

極豆 I 〜黄金鉢・紺鉢

黄金鉢1
紺鉢1

続きを読む »

極豆 I 〜碧鉢・白鉢

碧鉢1
白鉢1

続きを読む »

極豆 I 〜瑠璃鉢

瑠璃鉢1

続きを読む »

極豆 I 〜紅鉢

紅鉢1

続きを読む »

極豆 Series I

極豆 Series I(1)

続きを読む »

苔講座1 苔の分類

こけ爺じゃ。これから苔の話をしよう。

苔に興味をもった方に、より苔を知ってもらうためのプチ講座を開きたいと思います。
第1回は、苔の分類です。

一般的にコケ植物は「蘚苔類」(せんたいるい)と呼ばれ、以下の3類に分類されています。

*蘚類(せんるい )【マゴケ植物門】
いわゆるコケ。道路の端にモッコリと生えているコケや、日本庭園に植えられているコケなどフサフサした毛皮系のコケです。このブログで紹介する作品で使われているコケもほとんどが蘚類です。
スギゴケシノブゴケシラガゴケギンゴケ
左からスギゴケ、シノブゴケ、シラガゴケのアップ、ギンゴケです。

*苔類(たいるい)【ゼニゴケ植物門】
ペッタンコでじめっとした感じのコケ。庭の迷惑者として知られるゼニゴケや、ムカデのように這い伸びる感じのウロコゴケ目が苔類になります。全般的に気持ち悪い感じの苔類ですが、ムクムクゴケのような名前も姿もカワイイ苔もいます。
ゼニゴケゼニゴケの一種。雌株から出た卵子を持つ器官ジャゴケムクムクゴケ
左からゼニゴケ、ゼニゴケのさく、ジャゴケ、ムクムクゴケです。

*ツノゴケ類【ツノゴケ植物門】
ゼニゴケのような見た目ですが、苔類よりもっと原始的な植物ということです。胞子をまくための器官(さく)がツノのようにとんがっています。蘚類が1万種以上あるのに対し400種程度しかないツノゴケ類。こけ爺もよく知りません。
ツノゴケ類

近い種類だと思われていたこの3つの類ですが、遠縁であることが分ってきたようです。
蘚苔類は、藻類(も)より高等で、シダ植物より下等な植物をまとめてしまった感があるらしく、近年ではそれぞれ3つを別々の植物門として扱う方向になってきたようです。上記の【】内の表記は新しい分類に則したものです。

続きを読む »

 | ホーム | 
まとめ

プロフィール

苔猿(こけざる)

著者:苔猿(こけざる)

苔好き・岩好き・盆栽好き。
石や流木を使った盆景や自作の豆鉢をつくってます。

検索フォーム

メールフォーム

名前:
メールアドレス:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。