苔猿の壺

蘚類・地衣類・石類と小さな植栽で盆景をつくっています

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年賀2015

年賀画像2015
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ、宜しくお願い申し上げます。

今年はバタバタで大晦日に年賀写真の撮影。
昨年同様、急ごしらえの豆盆景です。
お気に入りの小石にネジクチゴケとコスギゴケなど。
フィギアはプライザー1/220の「羊飼いと羊」。羊は米粒くらいの大きさです。
鉢は親指の頭くらいの径の既製品。

今年の目標は、盆景づくり・鉢づくりに時間を使うこと。
そして、ちゃんと写真を撮ってここへ記録しておくこと!

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テーマ:盆栽 - ジャンル:趣味・実用

つの丸紅葉

師走に入りいきなり厳しい寒さ。
ほとんどが寒さに強い苔には良い季節ですが、鉢の樹たちはちょと心配。

さて少し前の写真ですが、つの丸くんにも紅葉がありました。
といっても紅葉する樹はモミジやコバノズイナくらい。
サンザシは大きな実を残し、早々に葉を落としましたし。
流木盆景1

コガネシダの色も黄色くなっていますが、、全体の印象があまり変わってないですね、、
もっと紅葉する樹を植えておけば良かった。
流木盆景2

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再展示会2014その4(添えの樹)

やっと最終回です。2014展示会。

メインの流木盆景だけでは展示スペースを持て余しますし、教室の発表会という意味もあるので、3点の樹を勉強の成果として添えました。
添え3点
本番では黒い敷板で受皿は白砂で満たしていたので、白黒反転したような感じになっていました。鉢をいずれも無地の白いものにしたのは、白砂と一体化して樹の部分だけ浮かび上がるようにしたかったからです。

3点集合。
添え3点集合
いずれも教室で作ったものではありませんが、教室で学習したことを実践した成果になります。

展示は大きい順に並べていますので、まずはこちら。
アベマキのどんぐり付き盆栽1
アベマキのどんぐり付き盆栽です。種つきの超ミニ盆栽は教室の名物でもありますね。
ミズゴケを入れたビニール袋にドングリを入れて、発根・発芽させてから鉢に植える方法でつくります。
この樹は、教室でもらった種(どんぐり)を使って自宅で実生させたもので、鉢にあげてから一年以上経っています。昨年秋に植え替えしましたが、その際に足元に石を付けて根を絡ませています。

アベマキのどんぐり付き盆栽2
いくつかアベマキの実生をしましたが、一本の枝に力が集中して伸びていってしまいがちです。が、この樹は5本くらいバランス良く芽が伸びましたので、そのまま育ててでクネクネと針金かけておきました。根も太くしっかりしてきたので、ヤマタノオロチのような面白い感じになったんですが…
秋に植え替えたせいか今年春に芽吹きが悪く、残念ながら葉が出たのは一本だけでした。
枯れ枝を整理しようかと思いましたが、いやまてこれはこれで面白いかも、ということで枯れ枝はそのまま残し、こんな樹になりました。アベマキは葉が大きいので、かえってこの一本だけ双葉ちゃんの方がシンプルで良い感じになったと思います。

そうそう、一年以上たっているのでドングリを落とさずに維持するのは大変でした。教室ではカサブタに例えられていましたね、はがしたくなります(笑)


続いてピラカンサ。
ピラカンサ1
この樹は購入したものですが、深い鉢に入っていました。盆栽といえば「どこに根がはいってるの?」というくらいペッタンコの浅い鉢に入れて飾る美学があります。樹が大きく見えますし良い雰囲気になるんですね。

ただリスクは大きく、土が少ないので水切れしやすいわ、根を追い込む(薄い鉢に入るように下へ伸びる太い根など大幅に根を切る)ので樹のパワーが弱まるわで、私のような初心者はビビって挑戦しにくいのです。

いつまでもビビっていては進歩が無いので、かねてから目をつけていたこの樹を使って3月の植え替えで挑戦しました。樹が丈夫なピラカンサだったこともあり、うまく落ち着いてくれたようです。足元には白砂とホソバオキナゴケです。
ピラカンサ2
ペッタンコ鉢がなかったので、鉢は自作しました。貫入土で釉薬はなんだっけかな、、うーん忘れちゃいました。


最後にニレケヤキ。
ニレケヤキ1
この樹は古枝を挿して作りました。
新しい元気の良い(けど細い)枝を挿し木して増やすのは常套手段ですが、それでは太い樹、古い樹になるまで時間がかかります。超ミニ盆栽は基本的に細い苗木を扱うので、小さくとももう少し盆栽的な「根元が太い」樹というのも欲しくなってきます。
挿し木に向いた樹種であれば、ある程度古くて太い枝を挿しても根が出ます。早く太い樹を作るには手っ取り早い手段です。

ただ、これも初心者には簡単でないんですね。この樹を作る際に同じニレケヤキの古枝を4本挿しましたが、1本は枯れて2本は根が出たものの調子悪く芽吹きも少なく、今年は養生という感じです。一番小さなこの枝だけは葉がよく出てくれました。勿論もっと繁らせて良い感じにしていきたいですが。

ベテランさんは何でも簡単だあと言いますが、やってみると最初は難しく、落胆することもしばしばです。
ただ次からは上手くやれる自信がつきます。最初は失敗も多いですが、学ぶこともさらに多いように思います。


これにて完了!

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再展示会2014その3(添配)

昨年の展示会では、鉄道模型でおなじみプライザー社製フィギアを使って猿の惑星を演出していましたが、今回は自作の添配を添えました。
添配とは盆栽にそえる小道具のようなものです。銅や陶器、竹細工などで作られた動物や、舟、釣り人、仙人、茅舎(茅葺き屋根の家)などが良く見られるものです。

どうせ自作するなら誰も使わないような自分らしい添配を作りたい!
という訳で。こんなの作りました。

カンブリアン添配1

カンブリアン添配3

カンブリアン添配2

太古のロマンシリーズ。
古生代に栄え絶滅した三葉虫、そして古生代から現在まで変わらぬ姿をとどめる生きた化石、カブトガニ。
鉢作りと平行して陶器で作りました。黒土に黄瀬戸+還元です。
実際の大きさは、指先サイズくらいです。

三葉虫添配

カブトガニ添配

今回の展示のメインである流木盆景に、三葉虫3匹とカブトガニ2匹を添えていました。
盆景にアクセントにシダ類を多めに使ったのは、この古代生物の添配と併せて古代な雰囲気を出したかったからです。

三葉虫添配の配置
上陸する三葉虫?海の生き物なので上陸はファンタジーですね。
本番展示会では受皿に白砂を敷いていました。実際の様子はののつき先輩のブログでどうぞ。

流木盆景は仙界の奇岩山をイメージしましたが、山水っぽい感じでなくちょっと不思議な雰囲気を出したかったのです。先生曰く「ミステリアス」という事ですので、多少は思惑通りの印象をもってもらえたような気がします。

スケール的に考えると巨大三葉虫と巨大カブトガニですが。あまりスケールを気にしてはいけませんね。デフォルメの世界です。

つづく

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再展示会2014その2(植栽詳細)

メインの飾りであるところの流木盆景、もう少し突っ込んでご紹介。

今回は流木自体が良い形だったので輪郭を作る必要はありませんでした。後はそこへ世界をつくっていく作業になります。イメージは「仙境の峰」という感じでしょうか。
仙界にそそり立つ奇岩山に様々な樹木野草が繁茂している、そんな景色を想像してみました。

色々とてんこ盛りのステージですので、キャストの紹介を。
まずは上部から。
流木盆景ズーム上部
一番てっぺんにはクロマツ。やっぱり天は松でいこうと。
芽切り前の伸び放題だったので短く散髪しましたが、展示会当日にはもう先が茶色くなっていました。
少し左へ下がってヤマモミジ、さらに右に下がってシロシタンを配置しました。
松とセットでモミジを配置することは決めていました。この二つ樹種の組み合わせはベタですが大好きです。シロシタンは過去に紹介していた樹です。モクモクと雲のような形をしていたので、横に倒して峠にかかる雲海のようなイメージで配置しました。

続いて中段。
流木盆景ズーム中上
モミジの下(左側)には姫バラを3種(白レンゲ、ツボミバラ、屋久島バラ)寄せました。白レンゲとツボミバラは一つずつ花をつけていました。が、ツボミバラの方は植え付けのショックで花が力尽きました。
バラの奥にはセキショウ、千島姫トクサ、錦糸ナンテンなどの野草を植えてワサワサさせています。

シロシタンの下(右側)にはクチナシ、長寿梅を植えています。シノブとコガネシダを下に添えました。

真ん中辺りにはイワヒバを中心に数種類の苔とシダを添えています。今回はアクセントでシダ類を多く使っていますが、これには少しワケがあります(後述)。

さらに下の段。石を二つ付けて棚を作っています。
流木盆景ズーム中下
上の段の石には香丁木と八重の白丁花を植えました。バラに続き同じ樹種の品種違いです。八重白丁花は一つツボミがついていましたが、二日後の再展示会でも未だ咲きませんでした。難しいですねー。下に極姫ユキノシタを添えています。小さい鉢で育てて葉が1〜3mmの極小になったものです。
下の段の石には、葉がとても小さい葉巻早乙女サツキとヒサカキの苗を植えました。
添えはこちらも極小葉のビロードセキショウと小さなシダ。

この二つの石段は手前へ少し出る部分ですので、極小の葉や花をもつものを集めて、細かな世界をつくるブロックにしました。

続いて、右側面から。
流木盆景ズーム下半分
二段の石の右側には、シモツケとシャシャンボを植えています。
さらに右下へ屋久島書帯草、右側最下段にはオロシマ笹、サンザシ、アケビを寄せています。
サンザシは一粒だけ実を留めています!

では全景を。
流木盆景全景キャプション
左側最下段は「洞」になっており、ホソバオキナゴケ、カモジゴケ、フトリュウビゴケ、コウヤノマンゲングサ、オオカサゴケなど苔を寄せ植えしています。洞には5〜6本のヤブコウジとコバノズイナを植えています。ヤブコウジの方は洞の手前へ出し、コバノズイナは洞の奥の出口から出して上へ伸ばしています。

今回は持ち込む(この状態で維持してさらに良くしていく)気マンマンです。一年後にまた元気な姿をお見せするのを目標に。
流木の耐久性も限界がありますので、末長くは無理ですが、3年くらい持ち込めれば良いなあと思ってます。

つづく

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再展示会2014その1

月1回で上等なブログですので、一月前の展示会の事も平気で振り返りますよ!

さて、展示会の二日後くらいでしょうか。明るい時間に自宅にて再展示をして撮影しました。
実際の展示会では、黒いボードの上に黒い陶器の受皿を配置し、受皿を白砂で満たした上に作品を飾っていました↓。
実際の展示風景

が、再展示会では逆に白い台の上に、白砂を敷かずに(面倒なので笑)受皿を配置しました。
再展示全景1
白黒反転です。
再展示全景上から
実際の展示でも向かって右側は壁でしたので、再展示でも壁際に置きました。

昨年も同様に本番では黒いボードの上に黒い受皿を配置して構成していました。
今回も基本は同じで、昨年丸だった受皿を四角にしました。同じショップで購入した形違いなので質感も同じ感じです。

昨年は全体を一つの作品としたコンセプチュアルな感じでしたが、今年は大きな流木盆景一つをどーんと出すというスタイルにしました。添えに3点付けましたが、これは教室の発表会として、今年の成果を出したものになります。

ではメインの流木盆景を。
流木盆景1

今回は自分の展示場所が予め決まっており、向かって右側が壁になる事は解っていたので、そういう前提で展示や作品を考えていきました。この流木盆景は背が高いので、向かって右の壁際へ配置することにしました。

そうするとお客さんの視点では、正面から見ることはギリギリできても、左側を見られることは無いということになります。ですので盆景から見て斜め右側の角度を正面とし、斜め右側視点で作っていきました。

ベースになっている流木はネットオークションで手に入れました。今年の展示はどうしよう、、と悩んでいた時に見つけたもので、一目惚れズキュン!というか普通にこれだけの逸材は何年かに一回しか手に入れられないだろうなあ、という感じで即買いでした。
どっしり安産型で座りも良く、2本の角(実際は根かと)がうねりながら前後に交差して天へ伸びています。

下から見上げで。
流木盆景2
だるまのような下半身ですが、中がつまっている訳ではなく、洞がありちょっとした洞窟の様相。

盆景の内容ですが、小さな樹(教室で作った超ミニ盆栽、購入したもの、自家製・庭取りのもの etc.)と様々な種類の苔、そして石を使っています。
前回はいかにも「苔盆景」という感じでしたが、今回は様々な樹をメインにして、苔の面積はできるだけ少なくしました。写真では見難いですが、石は結構使っています。木肌とは違った色や質感がアクセントにもなりますし、流木に接着した石が棚のようになって植栽を支えている箇所もあります。

作成前に石の仮設置を記録した写真がありました。
流木盆景に入れた石
これで5個くらいの石があります。この後もう一つ追加しました。
一番上の石は、てっぺんの松を付けた石になります。

この段階では両面テープで貼って位置決めをしているだけですが、この後バスコークという水周り用の強力ボンドで接着します。接着剤が乾くまではハリガネや養生テープでぐるぐる巻きにしておきます。

石の接着前にもうひと作業、植栽を植える予定地に電動ドリルで穴を開けていきます。直径3cm程度の幅広の穴があくドリルで、ある程度の土が入るスペースをそこかしこに作っていきます。

ドリルで開けた穴には通常の超ミニ盆栽用の土を入れて樹を植えていきます。土が流れないように練った苔用土(ケト土に少し赤玉や川砂を混ぜたもの)でフタをしたり堤をつくったりして、さらにその苔用土に苔を貼ったりシダ類を植えたりしています。

いつのまにか作成の流れ解説になっちゃいました。
完成時のスナップ。
流木盆景3

つづく

ウェブ展示会2014〜枯盆栽と悟空鉢

超ミニ盆栽「鉢」同好会、年に一度のフェスティバルである「ウェブ展示会」が開幕です!
私も「盆栽部門」と「自作鉢部門」の二つにエントリーしました。

まず盆栽部門ですが、以前からどうしてもやってみたかったコンセプトで作品を出すことができました。枯盆栽(かれぼんさい)です!

枯盆栽1
タイトル:枯盆栽
枯れ木を使った盆景です。
岩壁を勢いよく落ちる滝のそばに、かつては滝壷を覆うように繁っていた大樹が寿命を終え、葉も枝も落ち、芯のみになった今でも滝壷を守るように踏ん張っている。そんな情景です。
使用した「ののつき」鉢は滝壷の渦をイメージしました。


自宅近くでも、池に張り出すように生えた樹が、枯れてなお踏ん張っている光景をよく見ます。枯れ木の風情というのは独特のものがありますね。そんな景色を盆景にしてみたいなあとかねてより思っていました。

枯れた樹をして盆栽とは何事だ!という意見もあると思いますが、小さな鉢の中に自然の景観をとじこめる「縮景」という意味ではその原点に忠実な作品ですし、少なくとも「盆景」としては成立します。
そして、枯れ木を表現するのに生きた樹は使えません。やはり枯れ木の出番です。

元々はヒサカキの超ミニ盆栽だったものです。二股に別れた太根で石を抱かせようとしていましたが、枯れてしまいました。細かな枝などは落とし、皮もまだらに剥いて(枯れ木は鳥などが皮の下の虫を捕ったりしてよく剥がれてる)あります。

では別テイクの写真をいくつか。
鉢のサイズは記載しておきましたが、手にもつとこういうサイズ感です。
枯盆栽2

少し下から
枯盆栽3

少し上から
枯盆栽4
こういう自由な発想の作品が展示できるのも、このウェブ展示会の魅力です。
ありがたやー。


鉢部門には、昨年から作っている通称「悟空鉢」を出しました。
悟空壺1

こちらも手にとったサイズ感を。
悟空壺2

やや上から。
悟空壺3
本当は昨年出したかった作品ですが、間に合わず断念しましたので今回にて。
今年の新作は例によって間に合わずです、、

今回のウェブ展示会から「自作小道具部門」も追加され、いやはや沢山の素敵作品にあふれております。
詳しくは「第3回ウェブ展示会」へどうぞ!

最後になりましたが、代表みさきさん、ウェブ担当こはるさん、いつも本当にありがとうございます。お疲れさまでした!

年賀2014

あけましておめでとうございます。
本年もマイペースですが、どうぞ宜しくお願いたします。

苔盆景+馬

恒例のお年賀写真。
豆鉢に石と苔で盆景をつくり、鉄道模型でおなじみプライザー社の馬フィギュアを添えました。
ここ数年、頑張って作っていましたが、今回は多忙ゆえの手抜きですね〜。

馬フィギアは1/220スケールと極小で、小指の爪ほどしかありません。
よくみるとカモのような水鳥のフィギュアも奥に二羽います。これにいたってはゴマ程度の大きさです(笑)

苔は豆盆景では必須アイテムとなった「ネジクチゴケ」をベースに敷いています。極小の苔で徒長もしませんし新芽が鮮やかな黄緑になります。芝生のようです。
向かって左側には樹にみたてたシノブゴケとタチゴケなどで林の様相を、右側の奥でボヤけている白い物体は地衣類です(こちらも実際はよく枝が分かれた樹のような感じなのですが、、)。

苔、盆栽、鉢作りなどを通じて多くの方と出会い、親しくさせて頂いております。
本来ならば賀状にて新年の挨拶をすべきところですが、このような時代ですので紙は減らしていきたいところです。
こちらをご覧の方々には、本投稿をもって新年の挨拶とさせて頂きます。
どうぞ、本年も宜しくお願い申し上げます。

島々の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その6
残り3つの皿をまとめて紹介します。

まずは6番目、離れ小島の皿
離れ小島盆景1
海岸から少しだけ離れている小島をイメージしてます。地続きでは無いものの、潮が引いたら歩いていけそうな。そんなイメージです。

岩にみたてたゴツゴツした小石に、挿し木で作ったニレケヤキを添えて植えています。
苔はネジクチゴケだと思っていましたが、違うかもしれません。
いずれにせよネジクチゴケと同じく小さい上にあまり徒長しないので、豆盆景には相性が良い苔ですね。

離れ小島盆景2
この超ミニ盆景は、以前に紹介した作品の改作になります。
今年の「超ミニ盆栽鉢同好会ウェブ展示会」でも投稿した作品です。
以前植えていたモミジやヤブコウジは枯れてしまったので、このニレケヤキ版で長く持ち込めれば良いなあと思っています。



次は7番目、南の島の皿
南海の孤島盆景1
南の海に浮かぶ孤島をイメージして作りました。
二つの岩を中心に据え、熱帯な南国の植物を意識しながら多彩な苔を植えいきました。
ヤシのような南国の木にみたてたのは「七五三モミジ」です。三裂、五裂、七裂の葉が混在して出てくるそうです。

苔は色々と使っています。ゴチャっとした方が熱帯ぽくなるかなと。
二つの岩の周りに使っているホウオウゴケ(の一種)は、他の皿では使っていません。沢山持っていないという理由もありますが、南国の雰囲気をもった苔なので、ここに限定して使いました。

南海の孤島盆景2
そして猿!二日目だけなのですが、ここにも猿を配置していました。
入り江の岩に腰掛けて海を眺めています。きっと実を運んでくれる猿たちの舟を、お腹をすかせて待っているのでしょう。

実はこの豆盆景、以前に紹介した↓の盆景がベースになっています。
koganbon1-1.jpg
岩にみたてた大きい方の石は、この石ですね。




最後は、絶海の岩礁の皿です
絶海の岩礁盆景1
水平線までただ海が続くような絶海に、ポツンとそびえ立つ岩礁をイメージして作りました。
こういう岩礁にも植物たちが進出している様をよくみますよね。本当にたくましい。

苔はネジクチゴケがメインで、コスギゴケを少し入れています。
絶海の岩礁盆景2
これも既出作品の改作です。貼っている苔を変えただけですが。
岩の足元に苔が生えてきていますが、ここは掃除して白砂で埋めておいた方が良かったなぁ。



以上で個別の解説は終了です!

今回は水の流れをテーマにしました。深山にて始まった水の流れは、最後は絶海の岩礁に至りました。こうして考えてみると、現実世界でも陸地はどこかで分断されていますが、水はひと続きになっているんですよね。
いくら陸地を歩いていても世界は見れませんが、川をつたい海へ漕ぎ出せば世界中どこへでも行けます。私も猿たちを見習っていつまでもフロンティア精神を持ち続けていたいです。

…などとちょっとイイ話風にしてキレイに終りたいと思います(笑)

展示全景はこちらからどうぞ

おわり

海辺の緑地の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その5

臨海の緑地の盆景

5番目の皿も引き続き海岸沿いですが、4番目の皿のように厳しい岸壁でなく、おだやかに海に面した場所をイメージしています。臨海の緑地公園といったところでしょうか。
苔はこんもりした丘部分はホソバオキナゴケ、平地の部分はヒツジゴケです。

二つの鉢はとくぞう鉢、華やかな絵鉢です。一つは色とりどりの花がぐるりと描かれています。もう一つは花をつけた梅の木にメジロ。いずれも公園のイメージにピッタリですね。
クルクルと巻いた超ミニ盆栽は、公園の遊具とかモニュメント的なイメージです。

もみじ超ミニ盆栽1
前年の展示発表会で見たカフェマリアさんのもみじに憧れ、いくつか作っていたモミジのくるり苗。状態も良く一番小さくまとまったこの苗をチョイスしましたが、苗床から引き抜いてみると根元にもくるりのクセがあり、小さなこの鉢には収まりきれませんでした。少し細くて残念ですが根のくるりも一つの味と考え、根を上げて植えてみました。

もみじ超ミニ盆栽2
この鉢も前年の展示発表会で購入したものです。
今思い返すと一年後にこの鉢を使って、もみじのくるりを展示できるとは夢にも思ってませんでした。感無量。
このモミジのくるりは、針金でつくりました。串をたてて巻き付ける方法もありますが、この苗は幹が超細い段階で、超細い針金を巻いて作りました。すぐに食い込むので注意が必要でしたが、曲のコントロールはしやすいと思います。

さらにクルクルと巻いたのが、もう一つの鉢。どうせ作為的になるクルクルなので、とことん人為的な形状にしてみました。
さんしょう超ミニ盆栽1
ニワトリ盆栽のイヌザンショウです。自宅敷地内に沢山生えてきます。
先ほどのモミジとは逆巻きで、下から順に少しずつ「くるり」の径を小さくしてます。
昨年の秋に植えた時に針金をゆるくかけ、徐々に形を作っていきました。

実はこれ、展示会の直前まで芯を止めずに伸ばして太らせていました。ブッツリと切った跡が生々しいですが、直前までつくっていたのですから仕方ないですね。
丈夫な樹種ですし、長く持ち込んで年季の入ったクルクルにしたいです。

さんしょう超ミニ盆栽1
この鉢も前年の展示会にて購入したものです。12面全てに違う花が描かれた、とくぞう鉢の傑作です。



残りのパートは次回にまとめて。

展示全景はこちらからどうぞ


つづく

岬と岸壁の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その4

4番目の皿には岬と岸壁の風景をイメージして盆景をつくりました。
水の流れは川から海へ。その海へ突き出た岬には、荒波に洗われてできた岸壁がみえます。
岬と岸壁の盆景1
1〜3番目の皿に制作時間をたっぷり使ってしまったので、ここからは駆け足で作っていきました。もう少し時間と気持ちの余裕があれば上手にできたと思いますが、、時間はいくらあっても足りません。

岬の草原はホソバオキナゴケで作っています。端にはニワトリ実生のハゼの苗を3本、寄せて植えています。
岬と岸壁の盆景2

岬の草原に、二鉢の超ミニ盆景を飾りました。
一つは以前にブログでも発表した、超ミニ盆庭です。
石組みの超ミニ盆庭
ブログに載せた時より劣化してます(泣)枯山水ぽく白砂をベースに、二つの溶岩破片で鶴石・亀石を。後は少々の緑を添えて小庭をつくっています。真っ赤でキレイな鉢はみさきさん作。

もう一つは香丁木と小石で。
香丁木の超ミニ盆庭
6月半ば頃までは香丁木も花を咲かせていたのですが、展示会の前にはすっかり無くなってしまいました。
鉢は拙作。信楽に鉄赤だと思います。

事前の構想では、教室で作った楓の寄せ植え一鉢を置くつもりでしたが元気がなく、代打で上記二鉢の出場です。
ベースの盆景の出来も今一つですし、少し後悔の残るパートになりました。

展示全景はこちらからどうぞ


つづく

河口と港の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その3

河口と港の苔盆景

三番目の皿は「河口と港」をイメージして盆景を作りました。
里山から流れてきた川は川幅を増し、海へとつながっていきます。

大きい側の陸地には、5つの円形台をもうけ、超ミニ盆栽を飾りました。
緑の部分は主にスナゴケとコスギゴケで作っています。

小さな対岸の陸地には、コスギゴケをベースにアマミスミレ、クラマゴケ、コガネシダ、クチナシなどの野草を入れています。
黄金色の稲穂のようなものは、おそらくヘチマゴケの一種で、大量のサクが役目を終えて枯れ色になっているものです。どこかでサクを使ってやろうと思ってましたが、あまり季節では無く良い素材がありませんでした。が、この枯れサクが意外にも雰囲気を出していたので、採用しました。

そして河口には海へ旅立つ一艘の船が浮かんでいます。

お猿の苔舟1
お猿の苔舟2
お猿は前回も説明したプライザー社のフィギアです。
里山で採れたコガネスゲの実を運んでいます。どこへ運ぶのか、、
船頭の猿のもっている舵は導線で作っています。たまたま舵を持つような格好の猿がいたのはラッキーでした。
舟に見立てているのは、拙作の長方鉢、黒土に黄瀬戸です。敷いている苔はネジクチゴケ。

この皿では、教室でよく作るサイズの超ミニ盆栽を飾っています。
ヒメシャラとアラカシ超ミニ盆栽
この二つは教室でつくったものです!まさに発表会ですね。
左がヒメシャラで、右がアラカシです。
左のヒメシャラは写真では見難いですが、幹が金色ぽくてキレイなんですよね。
右のアラカシはマイ・ファースト超ミニ盆栽です。最初の教室で作ったものです。

教室の生徒さんにとっては、誰しも思い出に残る最初の一鉢。皆さん大事に育てられているようです。私もこのアラカシだけは枯らさないようにしたいですね。

やわらかで葉も小振りなヒメシャラと、がっしりダイナミックな曲と大きな葉のアラカシが好対照です。鉢はもちろん山石鉢(先生作の鉢)です。

メギとつるうめもどき超ミニ盆栽
教室では「超ミニ盆栽は自給自足!」という教えをうけます。超ミニ盆栽の素材は売っていることは稀なので、教室以外で増やすには、自分で作らなければいけません。DIY盆栽です。
上の二つは、そんな教えを実行して作ったものです。

左のメギは「挿し木」で作ったもの、右のツルウメモドキは「根伏せ」で作ったものです。
右の鉢は拙作、信楽にイラボ釉です。

ニワトリ超ミニ盆栽
こちらはニワトリ盆栽です。ニワトリ盆栽も自給自足の精神にのっとったものですね。
足元に石や苔を工夫して少し景色を作っています。
しかしこれ、樹種が何かわかりません(笑)
アオツヅラフジに似てるかな?と思いましたが、よく分かりません。ツル性の植物です。
鉢は拙作、信楽に黄瀬戸です。


展示全景はこちらからどうぞ


つづく

豊穰の里山の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その2

豊穰の里山の苔盆景1

二番目の皿には豊穰の里山をイメージした盆景を作りました。

本番では真っ赤な屋久島ヘビイチゴの実が二つありましたが、再展示の際には一つ落ちて一つはしぼんでという哀れな状態です。稲穂のような黄金色の実をつけているコガネスゲはまだ元気でした。花も無い時期でしたが実も無い時期ですので、この二つは何とか確保できた感じです。豊穰には程遠いかもしれませんが。

他にも屋久島書帯草や、コガネシダ、シノブ、ビロード石菖などの野草を入れて、苔と草の比率を半々くらいになるようにしました。苔だらけの一番目の皿と比べ、少し開けた野山や里山の雰囲気が出せたのではと思ってます。

豊穰の里山の苔盆景2

第一の皿から続く川の流れは里山の皿を二分し、渓谷のようになって流れていきます。
川の手前側は野原になっており、二つの「壺」を配置(後述)。

川の向こう側は猿たちが暮らす岩山になっています。この岩山も流木を使って表現してみました。岩山のてっぺんには広場があり、猿たちが何やら集まっています。

広場をズーム!
里山の猿1
おお!猿さん。この猿たちの存在に気づかなかった方も多かったようですね。
本番当日に沢山質問を受けましたが、この猿ズはジオラマや鉄道模型などで使われるプライザー社のフィギアです。大きさは7〜8mm程度でしょうか。アリ程度の大きさしかありません。

猿たちは大きな甕(カメ)にコガネスゲの実を集めています。この真っ赤なカメは拙作で、一応鉢穴を開けた鉢になってます。今まで作った中で一番小さな鉢です。

そして、、
コガネスゲのあたりをズーム!
里山の猿2
おお!ちゃーんと収穫している猿さんもいたのです。さすがにこれに気づいてくれた方はあまりいなかったようです。

豊穰の里山の苔盆景3
手前の野原は苔だけで作っています。コスギゴケ、タマゴケ、タチゴケ、ホソバオキナゴケなどの背の低い苔を主に使って野原な感じを出しています。

野原には拙作である二つの「壺」を置きました。
右側は通称「悟空」の壺。今回の展示会で多く販売したシリーズですが、一つ手元に残しました。今回の展示では自分の分身としてどこかへ配置しようと思ってました。
もう一つは牛の壺です。里山ですので家畜もいると良いなぁと。豚の壺もありましたが大き過ぎてマッチしませんでした。
二つの壺
悟空の壺の方はニオイカエデを植えてありましたが、再展示した際は途中から引っこ抜いて苔だけにしました。苔だけの方がシンプルで良いのに何で植えたんだろう…。
2〜3日で必死で作ったので仕方ないですが、後から色々と思うことは他にも多々ありました。

そうだ片方が悟空なら、牛の方は牛魔王という設定でも良い?
悟空と牛魔王
やんのかコラー。何で里山で妖怪が対決してるのかという話になりますが(笑)

里山の皿には、二つのミニ盆栽を飾りました。
アケビとツタウルシ
左がたぶんミツバアケビ、右がたぶんツタウルシ。
二つともニワトリ盆栽です。ブログで紹介しようと思いつつ今まで出せずじまいでしたが、昨年から沢山のニワトリ盆栽を作っていました。ニワトリ盆栽とは、、(まんまですが)庭で採れた樹を盆栽にしてみようという試みです。

我が家には庭とよべるようなキレイな場所は無いですが、元々が雑木林な敷地には沢山の木々が生えてきます。コナラなら毎年百本以上の苗がはえてきます。普通に雑草扱いです。

上の二つは3月の落葉中に敷地内で見つけ、何か分からないけど雰囲気が良いので鉢に入れてみたら、ちゃんと春に芽吹いてくれたという流れです。採って出しで元気も無くまだまだこれからな感じですが、里山の樹ですので丁度良いかなと。平面的な曲ですが、二つで対になっているような感じは気に入っています。

ツタウルシにとまるフクロウ
ちなみにツタウルシの方には隠れキャラのフクロウがとまっておりました。このフクロウは誰にも気づかれなかったので、展示会本番が終る直前に生徒の方数名にフクロウがどこかにいますよーと教えて、フクロウ探しミニゲームを開催しました。このフクロウは某会展示会にていただいたものです。感謝。

長くなりましたが、二番目の皿はこんな感じです!


展示全景はこちらからどうぞ


つづく

深山幽谷の皿【再展示会2013】

2013展示作品詳細その1

深山幽谷の苔盆景1

一番大きな皿には、険しい山とそこから沸き出す川を中心に、深い山奥の景色を描いてみました。沢山の苔を使って深山幽谷のムンムンとした植物の繁茂を表現しています。

ゴツゴツした岩山は二つの流木でできています。流木以外の部分は苔盆景用土(ケト土6割、赤玉3割、川砂1割)を盛って形を作っています。苔の背丈は様々ですので、配置する苔を考慮してベースの盛土を調整しています。

作成の手順は、まず流木をエクステリア用の強力な両面テープで皿に固定し、次に植栽(ノブドウ、ノイバラ、ヒメトクサ)を配置し、その周囲に盆景用土を盛っていき、最後に苔を植えています。

深山幽谷の苔盆景2

野草もアクセントとして使いましたが、ほとんどの緑は苔で作っています。今回の展示作品全体で20種類以上の苔を使いましたが、そのほとんどの種類をこの一番目の皿で使用しています。這う苔、立つ苔、大型の苔、とにかく多くの種類の苔を使うことで、深山の鬱蒼とした雰囲気を出せたように思います。コウヤノマンネングサ、オオカサゴケ、ヒノキゴケなど大型の苔は盆景の中で使うのは難しいと思うのですが、上手くスケール感がマッチしました。

使用した苔が気になるマニアの方は、下の画像をクリックして確認くださいませ。
使用した苔の種類

白砂は枯山水と同様、水を表しています。岩山の麓から湧き出た水が川となって流れ出ていますが、それ以外にも流木の影にかくれるように円い泉が作ってあります。
深山幽谷の苔盆景3
この泉は黒いプラ容器のようなものを埋めて作ったもので、白砂の上には実際に水を溜めていました。この泉の縁に植えているのは生きたミズゴケです。潤沢な水供給が無いといじけてしまいますので、このような水場を仕込んでいたわけです。

深山幽谷の苔盆景ズーム
向かって左側をズームした写真です。ノブドウがカクッとした枝でいい雰囲気を出してくれました。
ノブドウの横にへばりついているのは拙作「蟲壺」です。販売した蟲壺は黒土の焼き締めでしたが、手元に残した蟲壺は薄く黄瀬戸をかけています。この薄がけの黄瀬戸が実に虫っぽく、リアルになってしまいました。

蟲壺の横、ヒメトクサの足元に「オオシラガゴケ」を植えています。乾燥気味にすると白く輝く美しい苔です。

ノイバラの花
花の無い時期に彩りを与えてくれたノイバラです。我が家ではバラ系は一通り咲き終った後でしたが、遅れて蕾をつけた最後の株を大事に植えました。展示会本番に咲いていてくれて本当に良かったです。写真は展示会の後に開いた最後のひと花です。

この皿に飾ったミニ盆栽はクロマツ一点です。飾れるレベルの樹では無いと思いますが、どうしてもここには松柏類を飾りたかったのです。盆栽初心者、他に良い樹があるわけでもないので、気負い無くいきました。
クロマツ根上がり
年始に教室の課外授業で行った可児の花木センターにて買い求めたもので、春の植え替えで好きな感じの根っこが出てきたので、そのまま根上がりにして植えました。

一番目の皿の詳細はこんな感じです。面積も一番大きく、苔好き・盆景好きの想いをぶつけた力作になりました。展示会では沢山の人に見て頂けて大満足です。


展示全景はこちらからどうぞ


つづく

再展示会2013 自宅

先日の展示発表会ではあまり良い写真が撮れなかったこともあり、一週間後の日曜日に自宅にて再度セッティングして作品撮影をしました。

まだ一週間ですので、苔たちの状態はほぼ展示会のまま維持できています。
ただ、丁度良い感じで二粒ついていた屋久島イチゴの実は落ちてしまいました。

今回の再展示では、本番で使っていた黒い和紙を貼った敷板は使わず、逆に白地の場所に飾ってみました。まずは真上から全景。

盆景の全景
盆景の全景

全部で8個の円形の皿に景色を作り、大きさの順で蛇行しながら並べています。
水の流れをテーマにしていて、深い山奥を表している一番大きな皿から水が沸き、流れが始まり川になって二番目の皿へつながります。二番目の皿は豊穰の里山をイメージしています。川は里山を抜けて三番目の河口と港を表す皿へつながります。
四番目の皿は岸壁のある突き出た岬になっていて、五番目の皿は臨海の緑地公園のようなイメージです。
六番目は陸地から見える少し離れた小島、七番目は遠く離れた南海の島、八番目は絶海に立つ岩礁をイメージしています。

上からみると川がつながっている感じや、海岸線の形が分かり易いと思います。
写真に注釈つけるとこんな感じ。

盆景の注釈

本番の展示で黒い敷板の上に飾ったのは、この白い流れを浮き出させるためでしたが、白地でもよくわかりますね。白でも良かったかも。

本当は小さい島の辺りは下のようなレイアウトが理想でしたが、奥行きに限りがあるので横長のレイアウトにしました。
クリックして拡大

盆景の全景2

本番の展示では床置きという事だったので、真横から見ることは考えず、とにかく上から見た感じや、座って見れる範囲だけ考えて作っていきました。なので「高さ」を使うことはあまりしていません。
一つだけ、一番大きな皿が山奥を表しているので高さを上げ、河口に至るまで少しずつ下がるようにしました。

盆景の全景2

基本的には皿に苔盆景を作って、そこにミニ盆栽を飾るというスタイルにしています。
全てを盆景に一体化することも考えましたが、やはりあくまで超ミニ盆栽の展示がメインですし、苔盆景はその飾り台として考えようということに落ち着きました。

飾るミニ盆栽は、大きい皿には大きめの樹を、中くらいの皿には中くらいの樹を、小さい皿には鉢の中がさらに盆景になっているものを飾って、大→小のリズムを作ってみました。

ちなみに盆景上に配置していたミニ盆栽の鉢を外すとこんな感じです。

盆景のみ

それぞれの皿毎に写真を撮りましたので、次回より一つずつ紹介していきます!

つづく


8/7追記
ひと月かかって(笑)各パートの紹介が終わりましたので、リンクしておきます。
深山幽谷の皿
豊穰の里山の皿
河口と港の皿
岬と岸壁の皿
海辺の緑地の皿
離れ小島の皿、南の島の皿、絶海の岩礁の皿


苔の蛇

年末年始の投稿もできない寂しいブログへようこそ。
寒中見舞い申し上げます。

新年一発目は、賀状に使ったヘビ鉢(鉢ではないか)とネジクチゴケ。
蛇鉢とネジクチゴケ

陶芸教室の最後の回で年賀状用にと、蛇を模したクネクネ苔用鉢をつくりました。
二つ作って、一つは水捌け用の穴を開けたもの、一つは保水するように穴を開けなかったものですが、結果として穴を開けなかったものの方が苔には良かったようです。

本当はジャゴケ(蛇苔)を植えたかったのですが、探しに行く暇もなく年の瀬になり、急きょネジクチゴケを突っ込んで撮影した次第です。今見ると苔がまだ馴染んでないのが分かります。残念。

年初から風邪引き通しの私ですが、運良く間隙を突いて京都小旅行を果たしました。
苔やら盆栽やら琳派やら鳥やらを堪能してきました。

つづく。

実物豆盆景

手のり盆栽樂遊会さんの『 第11回ミニ盆栽展 』を教室のみなさんと見てきました。
が、、ののつきさんも一緒でしたので、はなからアテにして私は記録用にiPhone撮影で。
期待通りの美麗写真はこちらからご覧ください。今回もよく撮れてますねー。

さて、他にも色々と書きたい事もつもってますが、夏以降の作品もありますので順番に。

秋の展示会は季節柄、実物盆栽が多いですね。
渋くうねった枝に果実がぶら下がる様は、花や葉とはまた違った魅力があります。
今回紹介するのは、そんな実物盆栽にははるか遠くおよびませんが(笑)若干の実をつけた超ミニ盆景です。

苔猿の三大要素「苔」「石」「超ミニ盆栽」を初めて融合させたプチ記念すべき作品でもあります。
実物豆盆景1
超ミニ樹はもみじと、実が付いてるのはたぶんヤブコウジかと。ちゃんと根がついてますよ!
夏の終わり辺りに作ったので、まだ実が青々としています。

実物豆盆景2
苔はたぶんネジクチゴケ。夏が終ると黄緑の美しい新芽を出してキレイです。
小型の苔で徒長もせず近所で沢山採れるので、超ミニの景色作りには定番の苔になりそうです。

実物豆盆景3
今回の石は庭採りでなく山採り!田舎の山で良いスポットを見つけたんですよ。ふふふ。
すでにちょっと苔むしていて良い感じです。ゴツゴツ感、凸凹感も十分にあります。

実物豆盆景4
はい鉢注目!
とくぞう先輩の鉢ですね。
先輩、そろそろ新作の準備お願いしますよ!

今回は樹が申し訳程度ですが、もう少し「盆栽」と呼べるような超ミニ樹を入れて盆景を作りたいですね。
まずはその樹を作るのに時間がかかるので直ぐにはできませんが、今後の目標です。

超ミニ盆庭

あっという間に8月も終わり。朝晩すずしくなってきました。
暑さで弱ってしまった苔たちを見ると、やはり夏が一番難しいのだなぁと実感。

さて今回は、そんな暑い最中に作った小作品の紹介です。

以前に行きました納涼ミニ盆栽展にて、みさきさんから購入した素敵鉢を使った作品です。
みさきさんが納涼ミニ盆栽展にて盆栽庭園を発表していたので、ここはひとつ私も「庭」で考えてみました。

名付けて「超ミニ盆庭」です!
超ミニ盆庭1
指先ほどの小さい鉢ですので、庭といってもたいしたことはできません。
鶴石&亀石の石組み部分の縮景です。

超ミニ盆庭2
超ミニ盆庭3
超ミニ盆庭4
鶴石の方は先がくいっと曲がっています。
石組みをそえる植え込みの代わりに少々の苔を置いて、竹の代わりに姫トクサを二本。
和風な石組み庭も真っ赤な鉢に入れると、今っぽい「和モダン」な感じになりますね。

そういえば、この作品を作ったのはロンドン五輪の最中でした。
赤い鉢と白砂が日の丸を連想させますね。
五輪では多くの感動をもらいました。

雨宿り

雨ですね。梅雨明けしたと思ったら雨続きです。
苔や盆栽にとっては、暑くて蒸す夏日よりはるかに良い日々ですが。

そんな本日は「蛙の雨宿り」というお題で二品。
かえるのあまやどり1
かえるのあまやどり2
どうすか?蛙ちゃんカワイイですよね。陶器なんですよ。
ヒサカキのミニミニ苗がもう少し元気に育ってくれると良いのになー。

次は教室でつくったジューンベリー超ミニ盆栽をアレンジです。
かえるのあまやどり4
かえるのあまやどり3
かえるのあまやどり5
しかしこの蛙ちゃん!小さいのによくできているでしょ?
たぶん実物は写真よりリアルな感じだと思います。釉薬のツヤが蛙ちゃんのヌメッと感を出していてとても雰囲気があります。

二匹とも少し前の名古屋クリエイターズマーケットで「陶蛙作家」という肩書きの作家さんから購入しました。ググってみましたが、蛙庵ぼちぼち日記の方ですかね。他にも沢山の良い仕事をされていました。

以前に添景(盆景に添える人や建物などのミニチュア)はあまり好きで無いと書きましたが、この蛙ちゃんには一目惚れでした!

山野草な寄せ植え

暑いですねー。
水分大好きな苔でも蒸れは大敵。難しい季節に突入です。

さて、超ミニ盆栽教室の大先輩であるカフェマリア姉さまのブログを拝見していると、よく山野草の寄せ植え作品の写真があがっています。素敵ですよね。

私も山野草の寄せ植えをやりたいなーとにわかに思い立ち、作ってみました。
寄せ植え
無造作に放り込んでギュギュッとしただけですが、こういう場合は考えてつくるより野趣があって良い感じになると思います。

どんな野草を使ってるのかって?

それは、その、、あの、、あれですよ、、










ええい!全部苔じゃい!!
山野草風寄せ植え

今回は苔の種類も少ないし全て同定できている苔なので、苔名を。
山野草風寄せ植え解説
やっぱヒノキゴケは美しいなぁ。
花瓶の花程度の寿命しか無いと思われますが、うっとおしい時期にささやかな涼感を与えてくれそうです。

流木盆景 II

先回紹介した「蓬莱」と対になってアクアテラリウムに置いている流木盆景の紹介です。

瀛州1
瀛州2
瀛州3
まとまったスペースにたっぷりと苔を植えています。一面苔畑といった感じです。
パッと写真を見ただけでも、ギンゴケ、スギゴケ、ハイゴケ、エゾスナゴケ、アラハシラガゴケ、コスギゴケ、タマゴケ、シノブゴケ、コウヤノマンネングサ、ハナゴケの一種(地衣類)が使われているのがわかります。後はシッポゴケ、オオカサゴケ、タチゴケ、ホウオウゴケ、コツボゴケ、他にも同定できていない苔を何種類か入れているので、やはり15種類以上は使っています。

わざと枯れた苔を入れたり(タネとして、生え抜きの新株は枯れずに安定してくれる)、盆景っぽく形を整えていない部分がありますが、今は活着してもらうことを優先して、秋ごろ整える計画にしてます。

これもベースの流木はもともと苔盆景として購入したものです。ナンテン、セキショウなどの植栽以外はほとんど植え替えました。

瀛州4
奥に長く延びていて、伸びた奥の方の中段あたりに祠(ほこら)のような空間があり、そこへも苔を入れています。海辺に棲む猛禽が営巣してそうな場所ですね。もしくは仙人が釣り糸でも垂らしているでしょうか。

瀛州5
この流木をアクアテラリウムに抜擢したのは、ドーム状になっていて下がまるっと空いているからです。
このピロティ空間はエビやメダカの休息場所として人気スポットです!

この流木盆景は「瀛州(えいしゅう)」と名付けました。
『瀛州:古代中国において、仙人の住むという東方の三神山(蓬莱・方丈)の一つ』 - wikipedia
という事です。東方の三神山ですので「方丈」をいつか入れなきゃいけませんね。

作品紹介が続いたので、次回からは苔話やら苔爺やら岩やら中国盆栽やら、、ブログで書こうと溜めていたネタを出していきたいです。

真の目的とは…

流木苔盆景「蓬莱」制作の真の目的とは!

今ヴェールを脱ぐ、、
アクアテラリウム1
アクアテラリウム3
アクアテラリウム2

これは!
アクアテラリウム4
メダカちゃーん。

そうです。「メダカ用アクアテラリウム水槽」でございます。
この水槽へ入れる盆景を作っていたのです。

以前紹介したメダカ鉢を超グレードアップしたくなり、コツコツと準備をしておりました。
水槽は幅800mm×奥行400mm×超浅型のアクリル水槽。
横から見るとこんな感じでございます。
アクアテラリウム5
800mm×400mmの台に合わせて特注しました。
メダカは深さより広さを欲するとのことで、浅く広くの水槽です。
外掛け式のろ過フィルターは、超浅型でも使えるように吸入口を改造しました。
砂利は黒くしたかったのですが、水質がわかりにくくなるとの懸念があり白にしました。

新居には新入りも登場です。
楊貴妃メダカ
「楊貴妃」とよばれる品種で、ヒメダカ(赤っぽいメダカ)をさらに赤くしていった品種だそうです。金魚の赤に近い感じですね。

さらに水槽に出る「藻」のお掃除係として、
ミナミヌマエビ
ミナミヌマエビをご招待しました。メダカとも仲良くやっています。「こんちわー」
このエビちゃんがね、メダカと同じくらい可愛いんですよ。
現在5〜6匹ほどのミナミヌマエビがおりますが、写真の子のようにどうやら「卵」を抱いている子がチラホラ。
ベビーちゃんも楽しみです。

ちなみに写真の右下にボヤッと写る黒い塊も実は掃除屋さん。サザエイシマキガイという貝で、水槽の壁面や砂利についた藻などをキレイに食べてくれます。

この水槽には日々癒されております。メダカやエビの様子を観察したり、苔の調子や植栽の具合を見たり、時間が許せばどれだけでも眺めていられる我が家のテーマパーク的存在です。
苦労して作った甲斐がありましたよ!

この水槽にはもう一つ流木苔盆景を入れていますが、、
次回はその紹介を。

流木盆景 I

超大作の予告をしましたが傑作という意味では無いです。
「サイズが超大きい」という意味です。ごめんなさい。
まだそんな自信作はつくれません…。

さて、どれくらい大きいかというと縦/横/高さどれも40cm程度あるので、普段作っているミニミニの世界と比べると本当に何十倍というサイズです。

色々と無茶をして作っている部分がありますが、大物の流木盆景において「自分がやりたい事」を込めた青写真的な作品だと思っています。
今は未だクオリティ低すぎですが、将来この作品を改作する際には「自信作」として出したいです。

流木苔盆景1
流木苔盆景2
流木苔盆景3
流木苔盆景4

ベースになる流木は元々苔盆景として売られていたもので、流木の形の良さに一目惚れして購入したものです。
ただ、購入時から苔の状態があまり良くなく、流木の焼きも甘かったので、苔が半分程ダメになった時点でリセットして流木の焼きからやり直しました。

私にとっては「樹」を植えているのが最大の冒険です。
苔盆景で樹木といえば、苔の管理と相性の良いナンテンやモミジが定番で、後はあまり見ることはありません。
今回の作品では、真柏、ニレケヤキ、シロシタンを植えています。いずれも購入した盆栽素材にオマケのようについていた株を使っています。これを作ったのが超ミニ盆栽教室の一回目が終った後くらいでしたので、針金もよく分からず目茶苦茶かけです。
これらの木を枯らさずに維持できるか?挑戦と実験の意味をもつ作品でもあります。

教室でいただいたウバメガシのどんぐり付き実生苗も二つ入れましたが、この二つは少し枯れかかっていた苗なので見込み薄いです。が、ここはどんぐり目当てな感じですので枯れても良しと思ってます。流木から実がなっているような感じが良いかなーと。

苔はちょっと数えてみても15種類くらいは使っていると思います。手持ちの苔ネタ大集合です。
この流木盆景は置く場所が固定されるので、日に弱い苔は影になる部分に、乾燥に強い苔は上の方に等々、日当りや風の通りを考慮した苔の配置をしています。
枝の股で完全に日影になる部分に、乾燥に弱い大型の苔を植えています。
流木苔盆景7
オオガサゴケ(中央左)とコウヤノマンネングサ(中央右)です。いずれも親苔として植えていて、ここから生える二世が強い株になります。

野草は、コケサンゴ、ゴクヒメユキノシタ、チシマヒメトクサ、ビロウドセキショウ、イワヒバ等を使っています。
コケサンゴはこんな状態でした
コケサンゴ
が、最近実が着きましたー。やったー。
コケサンゴの実
「コケ」がつく名前の野草だったので買ってみましたが、これは大ヒットでした。葉がこんなに小さい上にキレイな実が成るのですから。色とりどりの実がつく園芸種もあるようですね。水やりなど苔管理との相性もバッチリです。

石もちゃんと入れてますよ!中央のラインに竜眼石をいくつか埋め込んでいます。今回は庭で拾った石では無いです。ちょっと中国ぽい感じですね。
竜眼石
この写真では分かりにくいですが、下の方の石は橋のようになっています。

大きい作品でも「縮景感」を感じられる「ギュッと詰まった世界」を作っていければなぁと思っています。
この作品には「蓬莱」という名前をつけました。
『蓬莱:古代中国で東の海上にある仙人が住むといわれていた仙境の1つ』- Wikipedia
ということです。仙境とは良い響きですね。

そしてこの流木盆景、一つの作品として紹介しましたが、実は真の目的があったのです。
それは!
次回につづく。

小岩盆景

盆栽方面へのエントリが続きましたが、「苔をやれ、苔を!」という声が聞こえてきました。
超ミニ盆栽もモリモリやっていきますが、やっぱり苔が好きです。
作品紹介もしたいですし、他にも書きたいことは沢山あるんですけどね。

極豆IIシリーズの各鉢解説も未だですが、いくつか作品も溜まっているので先に作品紹介していきます。

小岩盆景 I




極豆IIも「石」をメインに据えた「石盆栽」もしくは「石盆景」というテーマで作りましたが、どうも自分のイメージにピッタリのバランスのものができませんでした。
石がメインでありつつ、苔で景色をつくる、という感じにしたかったのですが、苔を多く盛ると苔がメインか?という感じですし、石を目立たせようとしたら緑の少ない景色になります。

そこで、もうひと回り大きな鉢で、もうひと回り大きな石を使えば丁度バランス良いかも、と思って作ったのが上記の作品になります。少し石が大きかったですが、苔を沢山植えても石がメインになるバランスで作ることができました。石もこれくらいの大きさになると表情が豊かになって良いですね。

ホソバオキナゴケ、ホウオウゴケ、シノブゴケ、スギゴケ、タチゴケ、地衣類など10種類くらいの苔を少しずつ植えています。密林的な多様性で熱帯な景色を目指しましたが、単に寄せ植えっぽい感じになってしまっただけかもしれません(笑)


余った苔で超ミニ鉢も同時に作っていました。
おまけ超ミニ盆景



赤い岩でアメリカ大陸っぽい?
緑と岩が交互に見えるような感じにしたかったのですが、やはり超ミニは難しいですね。いま一つです。

次回は超大作の発表です!

極豆 Series II

極豆IIその1

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苔盆栽〜タマゴケ・スナゴケ

個人的には「苔盆栽」といえば「苔盆景」と思っていますが、苔盆景ではない苔盆栽というのもあります。盆景のように景色のような形をとっていないもので、苔をメインに(あるいは苔だけを)植えているものです。盆栽というより、ただの苔の鉢植えですね。

以前「タモリ倶楽部」で趣味としての苔が取り上げられた際も、苔盆栽は「苔のみ」を鉢植えするという形で紹介されていました。
盆栽は縮景が基本にあると思っていましたが、「盆栽」のwikiをみても

盆栽(ぼんさい)とは、草木を鉢(盆栽鉢、盆器)に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。また、その植物の、野外で見られる大木の姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すものである。

とあるので、縮景は副次的な目標要素なんでしょう。植物を何かしらの器へ植えて観賞すれば、それで広義の盆栽という事ですね。
ジャンル分けなんてどうでも良いじゃんと思う反面、こうやって文章にしたり説明をしたりする際には、分別されていると便利なこともありますね。

さて、本題。
苔単体で盆栽にする場合、私がもっとも推す苔はタマゴケです!

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極豆 I 〜黄金鉢・紺鉢

黄金鉢1
紺鉢1

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極豆 I 〜碧鉢・白鉢

碧鉢1
白鉢1

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極豆 I 〜瑠璃鉢

瑠璃鉢1

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極豆 I 〜紅鉢

紅鉢1

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まとめ

プロフィール

苔猿(こけざる)

著者:苔猿(こけざる)

苔好き・岩好き・盆栽好き。
石や流木を使った盆景や自作の豆鉢をつくってます。

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